デジタル知育記事03

【最新調査】「子どもがスマホ中毒になるかも…」そんな不安を抱える親の共通点とは?

【デジタル知育アンケート調査連載第3回】(第1回はこちら第2回はこちら

ピープル株式会社(本社:東京都中央区、取締役兼代表執行役:桐渕 真人)が、協力団体と共に2025年3月9日に発足した「デジタル知育研究会」は、この度、子どもの好奇心とデジタルの関わり方に関するアンケート調査を実施しました。
前回は、日常生活における子どものデジタルデバイスや動画配信サービスの利用実態についてお伝えしてきました。今回は、そんな子どものデジタルの利用実態を踏まえつつ、親からみたデジタル利用に対する意識についてお伝えします。

  1. デジタルに対する子どもの興味の実態(年齢別)
  2. 具体的なコンテンツの利用の実態(年齢別) 
  3. 親から見た子どものデジタル利用に対する意識 →今回はこちら!

◼︎調査結果

①年齢は関係なく、子どもがデジタルを利用している一方で、親としては「できれば触らせたくない」「成長を感じて嬉しいが、不安がある」というのが本音

子どもにデジタルを利用させているものの、なんとなく「不安」「心配」という実態が見えてきました。不安、心配の一方で、成長過程と前向きに捉えている親もおられることがわかってきました。

 

では、次に子どもがデジタルを利用することによって懸念することを見てみましょう。

②どの年齢でも「目や姿勢が悪くなる」、「中毒になる」が懸念となっている

このように、子どものデジタル利用に対する心配や不安がある中で、子どもがデジタルを利用するシーンで各家庭ではこんな工夫をしているとの声もありました。

(グラフは、モニター調査結果より。n=109)

◼︎まとめ

子どもがデジタルを利用することに対して、成長過程と前向きに捉えている人もいる一方で、圧倒的多数の人たちが「不安」「心配」といったデジタルに対するネガティブな感想を持っている実態が明らかになりました。各ご家庭で、方法を工夫しつつ子どものデジタル利用の最適解を試行錯誤している状況が、子どものデジタル利用に対する現在地だと考えられます。

◼︎2025年秋 ピープルのデジタル知育サービス始動!

ピープルのおもちゃ開発の秘訣は、自分では言葉にできない幼い子どもたちの好き(好奇心)を見つけ出す観察、その子の今の好奇心にお応えする商品づくりの強みは、デジタルがテーマであっても変わりません。

新しい時代の子育て環境と子どもの実態を踏まえ、2025年秋に発売予定です。ここまでの調査結果や専門家の声をききながら、2〜3歳の子どもが安心してデジタルデビューできるような機能もたくさん!

 

次回の連載からは、新サービスの概要などをご紹介していくので、乞うご期待くださいっ!

◼︎この調査の背景

ピープル株式会社は創業から40年以上、「子どもの好奇心がはじける瞬間」を追求し、徹底した子ども観察を通じて本質的な好奇心を引き出す玩具を開発してきました。代表作「やりたい放題」は、子どもの「やってみたい!」と親の「ダメ!」という葛藤に寄り添い、多くの家庭に支持されています。

近年、AIやスマートデバイスの普及で子どもたちがデジタルに触れる機会が増え、保護者からは「どうデジタルと関わらせるべきか」「リテラシーをどう育てるか」といった声が聞かれます。

子どもの成長と親の安心感の両立を目指し、ピープルは2022年から協力団体やモニターと共に、子育て世代の生活や関心に寄り添ったデジタルとの関わり方を調査研究しています。単なるコンテンツ導入ではなく、子どもの好奇心と親の安心感が両立できる方法を探っています。